キリン ビールの定額制サービス開始へ 東京 銀座の店舗で

キリン ビールの定額制サービス開始へ 東京 銀座の店舗で
大手ビールメーカーの「キリン」は、都内の店舗でビールの定額制サービスを始めます。月におよそ2500円を払えば、平日に1日1杯にかぎり何度でもビールを楽しめるというもので、新たな利用客の開拓につなげたいねらいです。
キリンは、東京 銀座で運営するクラフトビール専門店で今月17日からビールの定額サービスを始めます。

このサービスでは、税込みで2496円を事前に支払って会員になると、店で1杯500円から700円で提供しているクラフトビールを、1か月間、平日に1日1杯に限って何度でも飲むことができます。

1か月の間に、4日から5日利用すれば元が取れる計算で、会社では新たな利用客の開拓や、追加で2杯目や料理を注文してもらうことで、売り上げの増加につなげたい考えです。

また、このサービスではスマートフォンを会員券として利用するため、購入データなどを分析し、今後の商品開発などにも活用したいとしています。

キリンのグループ会社の島村宏子社長は「働き方改革で早めに仕事が終わったあとなどに気軽に立ち寄って楽しんもらいたい。20代から30代の若い人が多く集まる銀座で、ビールの新たな顧客を獲得したい」と話しています。

定額制サービス市場 拡大か

こうした定額制のサービスは「サブスクリプション」と呼ばれ、ネットを通じた動画や音楽の配信サービスのほか、うどんやラーメン、コーヒーなどの飲食店にも広がっています。

さらに、物を所有せずにシェアして利用する人が増えていることを背景に、男性用のスーツのレンタルや、乗用車のリースなどでも登場しています。

民間の調査会社、矢野経済研究所によりますと、サブスクリプションの市場規模は、昨年度は5627億円に上っていますが、2023年度には1.5倍の8623億円にまで拡大すると見込まれています。