台湾総統選挙 蔡総統が与党公認候補に 世論調査で支持

台湾総統選挙 蔡総統が与党公認候補に 世論調査で支持
来年初めに行われる台湾の総統選挙に向けて、与党民進党が公認候補を選ぶため、世論調査を行った結果、蔡英文総統がほかの候補を上回る支持を得て、公認候補に選ばれることになりました。
来年1月に行われる台湾の総統選挙に向けて、与党民進党では、再選を目指す蔡英文総統に対し、蔡総統のもとで首相にあたる行政院長を務めた頼清徳氏が名乗りを上げ、どちらを公認候補に選ぶか決めるため、今月10日から世論調査を行いました。

民進党は13日、世論調査の結果を発表し、蔡総統の支持率が頼氏を8ポイント余り上回り、蔡総統が公認候補に選ばれることになりました。

当初は、支持率が低迷する蔡総統の情勢は厳しいという見方が出ていましたが、地方を頻繁に訪問したり、インターネットでの発信を強化したりして巻き返しを図り、正念場を乗り切った形です。

再選を目指す蔡総統としては、このまま支持を広げたいところですが、党内の蔡総統に対する不満も表面化していて、まずは党内の支持を固めることが喫緊の課題です。

市民の間では「生活が改善していない」などとして蔡政権を批判する声も根強く、今後、蔡総統が、再選に向けてどれだけ支持を広げられるかが焦点です。

蔡総統「民主主義守ることに全力尽くす」

蔡英文総統は「今回の候補者を選ぶ過程でいただいた批判は、見えていなかったことや問題に気づかせてくれた。重要なのは団結して台湾の民主主義を守ることに全力を尽くすことだ。来年の選挙に向けた態勢を党と検討していきたい」と述べて、支持を広げるため、挙党態勢で臨む姿勢を示しました。