日イラン首脳会談 終わる

日イラン首脳会談 終わる
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イランを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の12日夜、ロウハニ大統領との首脳会談に臨み、アメリカとの対立でイランをめぐる情勢が緊迫していることを踏まえ、緊張緩和に向けた建設的な対応をとるよう働きかけたものと見られます。
アメリカとイランの対立で中東情勢の緊迫の度合いが増す中、安倍総理大臣は、日本時間の12日夜、イランの首都テヘランに政府専用機で到着しました。

日本の総理大臣がイランを訪問するのは41年ぶりで、安倍総理大臣は、12日夜10時半すぎから、テヘラン北部の宮殿で、ロウハニ大統領との首脳会談に臨み、会談は先ほど終わりました。

会談の冒頭、ロウハニ大統領は「長い間イラン訪問を心待ちにしていました。この重要で敏感な時期に、テヘランでお会いできることをうれしく思います。今回の訪問は、イランと日本の友好関係において新たな転換点になるでしょう」と述べました。

これに対し、安倍総理大臣は「イラン訪問を何回かお誘いいただいていたが、やっと実現できた。こうしてお会いできてうれしく思う。イランは、いにしえより高い文化を誇る中東の大国だ。就任以来、私はイランとの関係を重視してきた」と応じました。

安倍総理大臣とロウハニ大統領との会談は、去年9月に国連総会にあわせてニューヨークで行われて以来、今回で8回目となります。

会談で、安倍総理大臣は、エネルギーを依存する日本にとって、中東地域の平和と安定は死活的に重要だとして、偶発的な武力衝突などを避けるため、緊張緩和に向けアメリカとの対話など、建設的な対応をとるよう働きかけたものと見られます。

また、イランをめぐる核合意からアメリカが一方的に離脱し、制裁を強化していることに対し、イランが強く反発し、合意の一部を履行しないことを表明したことを踏まえて、核合意への支持を伝え、着実な履行を求めているものと見られます。

両首脳はこのあと共同の記者発表で首脳会談の成果などについて明らかにすることにしています。

安倍総理大臣は、13日の午後、最高指導者ハメネイ師とも会談することにしています。