香港 抗議活動で若者が警察と衝突 20人余けが 緊張続く

香港 抗議活動で若者が警察と衝突 20人余けが 緊張続く
香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正に反対して、12日、数万人の若者が抗議活動を行い、このうちの一部が警察と衝突して少なくとも20人余りがけがをしたということです。夜になっても、若者の一部は依然、道路にとどまり警察と対じしていて、緊張した状態が続いています。
香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正に反対して、12日、数万人の若者が中心部の道路を占拠したり、議会にあたる立法会を取り囲んだりして、「改正案を撤回しろ」と声をあげ抗議しました。

このうちの一部は、夕方になって、雨傘や鉄柵などを投げつけたり、立法会の敷地になだれこんだりしたのに対し、警察がゴム弾や催涙ガスなどを使って若者の強制排除に乗り出し、衝突がエスカレートしました。

地元メディアによりますと、この衝突で、少なくとも22人がけがをしたということです。

若者たちは、立法会の周辺から排除されましたが、一部は夜になっても、依然、中心部の道路にとどまり警察と対じしていて、緊張した状態が続いています。

香港警察のトップは会見で「中心部は騒乱状態に陥った。公共の安全を損ねる危険な行為を強く批判する」などと述べ、市民に対し、中心部に近づかないよう呼びかけました。

一方、条例の改正案を審議するため12日予定されていた立法会の本会議は開かれず、審議がどのように進められるのかは不透明なままです。

ただ、香港政府は、あくまで条例の改正案を成立させる姿勢を崩しておらず、混乱が収束するめどはたっていません。