市立尼崎高校野球部体罰問題 コーチの処分延期へ

市立尼崎高校野球部体罰問題 コーチの処分延期へ
兵庫県尼崎市の市立尼崎高校で硬式野球部のコーチが部員に体罰をしていたとされる問題で、高野連=日本高校野球連盟はすべての問題が明らかになっておらず継続審議する必要があるとして、コーチの処分が相当とする上申を延期することにしました。
この問題はことし4月、市立尼崎の1年生全員を対象にした野外合宿で、硬式野球部のコーチを務める20代の男性講師が野球部員の男子生徒を平手打ちしたとされるものです。

これを受けて日本高野連は今月5日にコーチに対する処分が相当だとして、日本学生野球協会に上申することを決めました。

しかし、10日、尼崎市の教育委員会が全校生徒を対象に行ったアンケート結果が発表され、野球部長を務める男性教諭による体罰について野球部員77人のうち65人が「見聞きしたことがある」と回答したことが明らかになりました。

また、兵庫県の高野連からもほかに審議対象となる問題があると連絡があったため、高野連はすべての問題が明らかになってから改めて審議する必要があるとして、12日、男性コーチに対する処分の上申を延期することを決めました。

市立尼崎では、このほか男子バレーボール部の3年生の部員がコーチの男性講師から体罰を受け、鼓膜が破れるけがをしています。