シートの女性遺体 市職員の部屋の大型冷蔵庫で保管か 京都

シートの女性遺体 市職員の部屋の大型冷蔵庫で保管か 京都
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11日、京都府向日市のアパートの駐車場で全身をシートとテープで巻かれた女性の遺体が見つかった事件で、遺体は逮捕された市の職員が借りていたとみられるアパート2階の大型冷蔵庫に入れられていた疑いがあることが警察への取材でわかりました。
11日午前11時ごろ、京都府向日市上植野町の2階建てのアパートの駐車場で、全身をシートと粘着テープで巻かれた女性の遺体が見つかり、警察は1階の部屋に住む橋本貴彦容疑者(55)と、向日市の職員 余根田渉容疑者(29)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、橋本容疑者は生活保護の受給者で、余根田容疑者はその担当のケースワーカーだということです。

調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。

警察によりますと、2人は余根田容疑者が借りていたとみられる2階の部屋から遺体を外に運び出したとみられていますが、この部屋に置かれた大型の冷蔵庫に遺体を入れていた疑いがあるということです。

遺体は橋本容疑者の交際相手で、先月下旬以降、連絡が取れなくなっている大阪市の40代の女性の可能性があるということで、警察は身元の確認を進めるとともに逮捕された2人の関係性を詳しく調べています。

「異臭がする」通報が事件発覚の端緒

事件が発覚したのは11日午前11時ごろ。
京都府向日市上植野町のアパートの住民から「203号室から異臭がする」と通報が入ったのです。

警察官が現場に駆けつけたところ、203号室には鍵がかかっていて室内は確認できませんでした。

警察官はいったん現場を離れ、管理人とともにアパートに戻って来ると、駐車場に遺体が放置されていたということです。

警察によりますと、遺体のすぐそばには余根田容疑者、そして駐車場にとまっていた余根田容疑者の車の運転席には逮捕された橋本容疑者が座っていたということです。

説明を求めると「知らん、知らん」などと言ってその場を立ち去ろうとしたため、警察は任意で事情を聴き、2人が遺体を遺棄したことを認めたため、12日未明、逮捕しました。

警察によりますと、見つかったのは女性の遺体で、白いシートにくるまれて粘着テープでとめられ、腐敗が進んでいましたが目立った外傷は確認されていないということです。

現場は阪急西向日駅から南に600m余り離れた住宅地にある2階建てのアパートです。

警察によりますと、異臭がした203号室は余根田容疑者が借りていたとみられ、そのすぐ下の103号室には橋本容疑者が住んでいたということです。

去年1月から橋本容疑者を担当

向日市によりますと、余根田容疑者は平成24年に市の職員に採用され、4年前からケースワーカーとして、生活保護の受給を認めるかどうか判断したり生活の相談に乗ったりする業務に携わっていました。

去年の1月から、生活保護を受給していた橋本容疑者を担当し、基本的に月に1回、生活状況を確認するため一人で自宅アパートを訪問することになっていたということです。

市によりますと、11日はあらかじめ訪問を予定していた日だったということです。

向日市は、余根田容疑者が業務以外で橋本容疑者と会ったり何らかのトラブルを抱えていたりする情報は入っていなかったとしています。