上皇さまが「玉音放送」聞かれた疎開先の建物 宿泊施設に 栃木

上皇さまが「玉音放送」聞かれた疎開先の建物 宿泊施設に 栃木
かつて上皇さまが「玉音放送」を聞かれた栃木県益子町にある建物がギャラリーを備えた宿泊施設に改修され、記念の式典が開かれました。
この建物は、昭和48年に栃木県日光市から益子町に移築された明治15年に創業の「旧南間ホテル」で、木造2階建ての建物の「御座所」と呼ばれる和室は、上皇さまが疎開中に「玉音放送」を聞かれた場所として知られています。

所有する町が3年前から行っていた老朽化に伴う改修工事がこのほど終わり、「ましこ悠和館」と名前を新たにして開館しました。
12日、高円宮妃の久子さまと長女の承子さまが出席されて記念の式典が開かれ、関係者がテープカットをして開館を祝いました。

久子さまは「ましこ悠和館が平和を考える機会を提供していただければ幸いです」と述べられました。

「ましこ悠和館」では、平和学習に活用してもらおうと「御座所」で玉音放送が聞けるようになったほか、戦時中の新聞などが見られるギャラリーが新設されました。

ことし夏からは建物内の5部屋で宿泊ができるようになります。

益子町観光商工課の福田浩一課長は「幅広い年代の方に来館いただいて、平和について考えていただければ大変ありがたいと思います」と話していました。