香港 中国への身柄引き渡し条例改正案 20日に採決か

香港 中国への身柄引き渡し条例改正案 20日に採決か
香港の議会にあたる立法会の議長は、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案の審議について、今月20日に採決を行う方針を明らかにしました。これに対して民主派の団体などは「民意を踏みつぶしている」などと猛反発しています。
香港では容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案が、立法会で審議されていることに対して反発が広がり、9日には主催者の発表で103万人が参加した大規模な抗議デモが行われました。

条例の改正案は12日から、立法会の本会議で審議されることになっていて、梁君彦議長は11日、審議日程を発表しました。

それによりますと、審議には66時間を費やすとしたうえで、今月20日に採決を行うとしています。
そのうえで梁議長は「条例の改正は緊急性があるとしている政府の立場を尊重し、効率的に議論を進める必要がある」と述べて、議場が混乱し秩序が守れない状況になった場合には、さらに採決を早める可能性があるとしています。

これに対して民主派の議員や市民団体の代表が会見し、「議長のやり方は容認できない」とか、「政府は103万人の民意を踏みつぶしている」などと猛反発しました。

立法会周辺では、複数の市民団体が11日夜遅くから建物を取り囲もうと呼びかけていて、抗議活動はさらに強まるとみられます。