妻と3歳の娘亡くした男性のメッセージ 高齢運転者に送る 大分

妻と3歳の娘亡くした男性のメッセージ 高齢運転者に送る 大分
高齢ドライバーによる事故が全国で相次ぐ中、大分県警察本部は、運転免許の更新が近づいた80歳以上の人に自主返納についても考えてもらおうと、ことし4月に東京 池袋で起きた事故で妻と3歳の娘を亡くした遺族のメッセージを送る取り組みを始めました。
大分県警察本部はおととしから、運転免許の更新を半年後に控えた高齢ドライバーに対し、自主返納についても検討してもらおうと、「まごころ宅配便」と称して資料を郵送しています。
こうした中、ことし4月に東京 池袋で87歳のドライバーが運転する乗用車が暴走するなど全国で死傷者が出る事故が相次いでいるため、池袋の事故で妻と3歳の娘を亡くした男性のメッセージを新たに同封することになりました。
10日、県庁で、メッセージを同封した102人分の宅配便が警察の担当者から郵便局員に手渡されました。
このメッセージは遺族から全国の警察に提供されたもので、「当たり前のように一緒に生きていけると思っていた大切な2人を失い、失意の底にいます」「少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい」などと書かれています。

メッセージは来年3月までにおよそ1万人に送られる予定です。

県警察本部交通部の幸野俊行参事官は「メッセージを読んで、自分の運転に不安がないかを改めて家族と一緒に考えてみてほしい」と話しています。