官民挙げて 燃料電池バス製造プロジェクト発足 新潟

官民挙げて 燃料電池バス製造プロジェクト発足 新潟
地域の産業振興策として、環境に優しい「燃料電池バス」を新潟県で製造する官民を挙げたプロジェクトが発足し、今年度中に30人乗りの小型バスの設計を目指すことになりました。
「燃料電池バス」は、車に充てんした水素と空気中の酸素を反応させて発電し、モーターを動かす仕組みで二酸化炭素を排出しない環境に優しい車として、東京都が東京オリンピック・パラリンピックに合わせて導入することにしています。

新潟県は、地域の産業振興策として、この「燃料電池バス」を県内で製造するプロジェクトを、大手商社の三井物産や地元のバス会社をはじめ7つの企業などとともに立ち上げ、10日、初会合を開きました。
そして中山間地が多い新潟の特徴を考慮して、まず30人乗りの小型バスを今年度中に設計する方針を確認しました。

「燃料電池バス」は、国内ではトヨタ自動車が傘下の日野自動車とともに製造していますが、経済産業省などによりますと、これ以外で製造に乗り出す動きはこのプロジェクトが初めてではないかということです。

新潟県産業振興課の和久津英志課長は「新潟県内の需要を考えると小型の燃料電池バスは、おもしろい産業になる。新潟から全国に広がる取り組みにしていきたい」と話しています。