トランプ大統領 日米首脳会談冒頭発言

トランプ大統領 日米首脳会談冒頭発言
アメリカのトランプ大統領は安倍総理大臣との首脳会談の冒頭、「名誉なだけでなく、楽しく、重要な瞬間だった。今夜の天皇陛下とのすばらしい晩さん会も楽しみにしている」と述べました。
そのうえで「日本とアメリカの関係はかつてないほど盤石であり今後もこの関係を続けたい。私たちはお互いをよく理解し、信頼関係はとても強くなっている」と述べ、日米関係は強固だと強調しました。

さらに「われわれは貿易不均衡に取り組んでいる。とても大きな不均衡がある」と述べ、日米の貿易問題について話し合う考えを示しました。

「安倍首相がイランとよい関係を築いていることは知っている」

「日本の安倍首相がイランとよい関係を築いていることは知っているので、どうなるのか見てみたい。このことについて、すでに安倍首相と議論している。イランもわれわれと話したがるかもしれないし、われわれもイランが話す用意があればそうしたい。誰もひどいことが起きることを見たくないし、特に私はそれを望んでいない」

「防衛・貿易・北朝鮮問題を話し合う」

「安倍総理大臣と私は3つの重要な問題について話し合う。それは防衛と貿易、それに北朝鮮問題だ。貿易では前向きなことが起きている」と述べました。

さらに「北朝鮮問題も前進している。北朝鮮は長い間ロケットを発射しなかったし、核実験もしていない。このところごく小さな活動だけが行われているが、われわれは次に何が起きるか注視している。アメリカと北朝鮮は敬意ある関係を築くことができている。私が就任したときにはミサイル実験が繰り返され、核実験も行われ、もっとも緊張が高まった。過去2年間で多くの変化が見られた。これから建設的なことが成し遂げられるかが重要だ」と述べました。

日米貿易交渉「8月に両国にとってよい発表ができるだろう」

日米の貿易交渉について「8月に両国にとってよい発表ができるだろう。日本はアメリカで多くのビジネスをしており、われわれの日本でのビジネスもそれに追いつかなければならない。早期に貿易不均衡を是正しなければならない」と述べました。

「兵器購入は貿易赤字解消につながる」

「日本は大量の兵器をアメリカから購入している。われわれは世界で最高の兵器を生産していて、日本はそれを必要だと考えている。私も同感だ。日本はほぼすべての兵器をアメリカから購入しているので貿易赤字の解消につながるだろう」と述べました。

「日本は遠いが長旅をするかいがある」

「今夜は天皇陛下と皇室の皆さんと食事をする。そして、あすはアメリカのすばらしい空母と日本の新しい艦船の2隻に乗船する予定だ。とても刺激的な1日になると思う。日本は遠いが長旅をするかいがある。この国の国民を知るほどすばらしい人たちでよい国だ」と述べました。

「すべてはバランスシートのような収支の問題」

トランプ大統領は記者団からなぜ自動車の問題が安全保障上の脅威につながると考えるのかという質問を受け、「すべてはバランスシートのような収支の問題だ。7160億ドルもの軍事費を捻出するためにはそれ相応の収入が必要となる。そこで日本に対して自動車に関する話をするのだ。私が大統領になってから、多くの自動車メーカーがアメリカで工場を建設すると発表したり実際に建設したりしており、かつてない額の投資がなされている」と述べました。