北海道で39度超 あすも北日本~東日本中心に猛烈な暑さに

北海道で39度超 あすも北日本~東日本中心に猛烈な暑さに
k10011930171_201905261844_201905261850.mp4
全国的に暑くなった26日、特に北海道では最高気温が39度を超え、観測史上、5月の気温としては全国1位の記録を更新しました。27日も北日本や東日本を中心に35度前後の猛烈な暑さになるところがある見込みで、連日、厳しい暑さが続くことから熱中症に警戒してください。
気象庁によりますと、上空の暖かい空気と強い日ざしの影響で全国的に午前中から気温がぐんぐん上がりました。

特に北海道の東部では山に沿って暖かい風が吹きおろして猛烈な暑さとなり、佐呂間町では午後2時すぎに気温が39度5分に達しました。
平年を21度余り上回る猛烈な暑さで、観測史上、5月の気温として全国で1位、北海道内では、年間を通じて最も高い気温の記録となりました。

このほか、日中の最高気温は帯広市と足寄町、池田町で38度8分まで上がり、帯広市では明治25年から127年間の観測の中で最も高い記録となるなど、北海道の36の観測点で最高気温の記録を更新しました。

東北から西日本にかけても気温が上がり、日中の最高気温は
▽福島県伊達市で35度9分、
▽埼玉県鳩山町で35度8分、
▽大分県日田市で34度6分、
▽東京の都心で32度6分など、全国900か所余りの観測点のうち566の観測点で30度以上の真夏日となり、このうち53の観測点で35度以上の猛暑日となりました。

また、全国289の観測点で5月として観測史上最も高い気温を記録ました。

27日も北日本と東日本を中心に35度前後の猛烈な暑さになる見込みで、日中の予想最高気温は
▽山形市と福島市、埼玉県熊谷市、甲府市で35度、
▽盛岡市や名古屋市で34度、
▽東京の都心と北海道帯広市で33度などと予想されています。

体がまだ暑さに慣れていない時期に連日、厳しい暑さが続くため、こまめに水分を補給するほか、屋外ではできるだけ日ざしを避け室内では冷房を適切に使うなど、熱中症に警戒してください。

北海道で記録的高温の原因は

気象庁によりますと、北海道の東部では上空に流れ込んだ真夏のような暖かい空気が山に沿って吹き降ろす「ドライフェーン」と呼ばれる現象が発生した可能性があるということです。

気象庁によりますと、北海道は晴れて強い日ざしが照りつけたほか、上空1500メートル付近には、21度以上と真夏でもめったにない暖かな空気が流れ込んでいます。

この暖かな空気が山に沿って地上付近に吹きおろしたことで記録的な暑さになったとみられるということです。

こうした現象は、湿った空気で起きるフェーン現象とは異なり、乾いた空気によって起きることから「ドライフェーン」と呼ばれています。