被災地の宮城 名取 閖上で「まちびらき」の式典

被災地の宮城 名取 閖上で「まちびらき」の式典
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県名取市の閖上地区で、住まいや施設の再建が進んだとして「まちびらき」の式典が開かれ、復興の進展を祝いました。
式典は1週間前にオープンした名取市の閖上公民館の前で開かれました。
地区の一層の発展を願って風船が一斉に飛ばされ、先月から営業を始めた商業施設などで、地元の水産加工品などの販売や太鼓の演奏などが行われました。

住民らは、これまで支援してくれた人たちに恩返ししようと、お好み焼きに似た郷土料理の「どんどん焼き」などをふるまっていました。

この地区には震災前、およそ5700人が住んでいましたが、津波で700人以上が死亡するなど壊滅的な被害を受けたことから、一時はほとんどの人が内陸などに移転しました。
その後、津波対策として宅地が最大で5メートルかさ上げされ、ことし4月の時点で1200人余りが住み始めています。

閖上中央町内会の長沼俊幸会長は「震災前から住んでいる人も移り住んだばかりの人も楽しんでいるようでよかった。かつての閖上の町のにぎわいを全国の人にも知ってほしい」と話していました。