バドミントン 日本が団体世界一かけ2大会ぶり決勝へ

バドミントンの団体戦で世界一を決める「スディルマンカップ」は準決勝が行われ、初優勝を目指す日本は、強豪のインドネシアに勝って2大会ぶりの決勝に進みました。
バドミントンの「スディルマンカップ」は、2年おきに行われる国と地域別の対抗戦で団体の世界一を決める大会で、ことしは31の国と地域が参加して中国の南寧で行われています。

初優勝を目指す日本は25日、準決勝で強豪のインドネシアと対戦しました。

試合は先に3勝したチームが勝つ方式で、第1試合の男子ダブルスでは世界ランキング2位の園田啓悟選手と嘉村健士選手のペアが世界1位のペアにストレート負けしましたが、第2試合の女子シングルスでは山口茜選手がストレート勝ちして1勝1敗としました。

このあと日本は、第3試合の男子シングルスでエースで世界1位の桃田賢斗選手が相手のエースとの対戦に臨み、勝負どころで力強いスマッシュを決めてストレート勝ちし、続く第4試合の女子ダブルスでは、世界1位の永原和可那選手と松本麻佑選手のペアが持ち味の高さをいかした攻撃的なラリーで世界5位の相手ペアを寄せつけずストレートで勝ちました。

日本はインドネシアに3勝1敗で勝ち、2大会ぶりの決勝進出を決めました。

26日の決勝では、11回目の優勝を目指す地元、中国と対戦します。

桃田「強い気持ちでコートに入った」

第3試合の男子シングルスでインドネシアのエースとの対決を制した桃田賢斗選手は、「自分が勝てばチームが有利になる場面だったので、最初から強い気持ちでコートに入った。相手の方がプレーのスピードが速いので守備が中心になったが、終盤では自分もペースを上げてスマッシュも決まったのでよかった」と話していました。
第2試合の女子シングルスでこの大会での初勝利をつかんだ山口茜選手は「チームが1敗して出番が回ってきたが、あまり意識せずにいつもどおりの気持ちで試合に入った。勝ててホッとしている。去年のアジア大会から日本代表としての団体戦で勝てていなかったので、この1勝は自分にとっても意義のあるものだ」と話していました。
第1試合の男子ダブルスで世界ランキング2位の園田啓悟選手と嘉村健士選手のペアは、世界1位の相手ペアにストレート負けしました。
園田選手は「団体戦のトップバッターとしていい流れを作りたかったが負けて悔しい」と話しました。
嘉村選手は「自分たちが苦手な部分を徹底的に狙われた。練習を積んで備えてきたが試合で出せなかったことは改善したい」と話し、今後の巻き返しを誓いました。
第4試合の女子ダブルスでストレート勝ちし日本の決勝進出を決めた松本麻佑選手は「最初の試合がいきなり準決勝だったので緊張したが、自分たちらしいプレーを出せてよかった。チームのみんなが応援してくれていたので、仲間に貢献できたことがいちばんうれしかった」と話しました。

また、ペアを組む永原和可那選手は「勝たないといけないという責任感はあったが、プレッシャーよりは楽しみな気持ちが強かったので、そこがいいプレーにつながった。自分たちはショットを打たないと勝てないと思ったので、これで決まらないとわかっていても最後までずっと打ちまくった」と試合を振り返りました。