日米貿易交渉 茂木氏 “首脳会談で成果は困難”

日米貿易交渉 茂木氏 “首脳会談で成果は困難”
安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領による日米首脳会談を前に25日夜、貿易交渉の閣僚級協議が都内で行われました。協議のあと茂木経済再生担当大臣は立場の隔たりを埋める努力を継続することで一致したとする一方、首脳会談で具体的な成果を示すのは難しいという見通しを示しました。
安倍総理大臣は25日、日本に到着したアメリカのトランプ大統領と27日、11回目の日米首脳会談に臨むことにしていて、先月始まった日米の新たな貿易交渉も議題にのぼる見通しです。

これを前に、茂木経済再生担当大臣とライトハイザー通商代表による閣僚級の協議が25日夜、内閣府でおよそ2時間半にわたって行われました。

協議のあと茂木大臣は記者団に対し、「双方の立場や考え方への理解はさらに深まったが、現段階では立場が完全に一致しているわけではない。そのギャップを埋めるために実務者協議の可能性も含めて、さらに努力していくことで一致した」と述べました。

その一方で、「あすの首脳会談の段階で、一部について合意するということにはならないと思う」と述べ、首脳会談で具体的な成果を示すのは難しいという見通しを示しました。

また、茂木大臣は、協議の中では日本国内で警戒感が強い、TPPの合意水準を超える農産物の市場開放や、自動車の輸出制限、また為替条項に関して、アメリカ側からの要求はなかったと説明しました。