米とイランの戦争反対呼びかける大規模集会 イラクで開催

米とイランの戦争反対呼びかける大規模集会 イラクで開催
k10011929461_201905260522_201905260534.mp4
アメリカとイランとの緊張が高まる中、イランの隣国イラクで大規模な集会が行われ、対立が戦争につながってはならないと、市民が声をあげました。
アメリカのトランプ政権はイランの脅威に対応するためだとして、中東地域に原子力空母や爆撃機を派遣し、これをイランが強く非難するなど両国の緊張が高まっています。

こうした中、イランの隣国イラクの首都バグダッドと南部の都市バスラで24日、合わせて数千人の市民が集まり、集会を行いました。

参加者たちは「戦争にノー、平和にイエス」などと書かれたプラカードを掲げ、アメリカとイランの緊張が軍事衝突につながってはならないと、声をあげていました。

また、イラクは過激派組織IS=イスラミックステートとの戦闘によって大きな被害が出ていることをあげながら「もう戦争はたくさんだ」と訴える参加者もいました。

イラクでは今月、イランの攻撃を受けるおそれがあるとして、駐在するアメリカ政府の職員の一部が国外に退避し、その後、首都バクダッドのアメリカ大使館がある地区にロケット弾が撃ち込まれています。

このため、イラクの市民の間では、イラクがアメリカとイランの軍事衝突の場となることもありえるとして懸念する声が高まっています。