アメリカの中東への追加派兵にイラン外相が強く非難

アメリカの中東への追加派兵にイラン外相が強く非難
アメリカのトランプ政権がイラン情勢に対応するためだとしておよそ1500人の兵士を追加派遣すると発表したことについて、イランのザリーフ外相は「世界の平和と安定を脅かすものだ」と述べて強く非難し、両国の緊張が続く中で、偶発的な衝突が起きることも懸念されています。
アメリカのトランプ政権は、イランの脅威に対応するためだとして中東地域に原子力空母や爆撃機を派遣して圧力を強化していて、24日にはさらに、偵察機や迎撃ミサイルの運用にあたる兵士、およそ1500人を追加で派遣すると発表しました。

アメリカ軍の増派についてイランのザリーフ外相は25日、「地域のみならず、世界の平和と安定を脅かすものだ」と述べ、強く非難しました。

また、サウジアラビアなどのタンカーが攻撃を受けたことなどをあげてトランプ政権がイランによる軍事的な脅威を強調していることについてザリーフ外相は「アメリカは根拠のない情報に基づいて、イランへの強硬な政策を推進している」と反発しました。

イランの最高指導者ハメネイ師は、アメリカとの間で戦争はしないという方針を示していますが、「抵抗は続ける」として圧力に屈しない姿勢を強調しています。

アメリカが中東地域で軍備を増強し両国の緊張が続く中で、偶発的な衝突が起きることも懸念されています。