名神高速でバスなど4台絡む事故 成人女性が死亡

名神高速でバスなど4台絡む事故 成人女性が死亡
24日夕方、滋賀県内の名神高速道路で、観光バスが前の車に追突したのをきっかけに玉突き事故が起き、巻き込まれた車に乗っていた女性が死亡したほか、小学生くらいの女の子が意識不明の重体です。さらに、乳児を含む15人がけがをし、警察はバスの運転手を逮捕して、詳しい状況を調べています。
24日午後4時20分ごろ滋賀県草津市の名神高速道路の上り線で、観光バスがワンボックスカーに追突し、前にいた別の2台の車も巻き込まれる玉突き事故が起きました。

警察によりますと、ワンボックスカーには3家族の大人4人、子ども8人が乗っていて、このうち女性1人が死亡、小学生くらいの女の子1人が意識不明の重体、乳児を含むほかの10人が重軽傷を負ったということです。

また、巻き込まれたほかの2台の車に乗っていた男女3人と、観光バスの乗客2人も軽いけがをしたということです。

これまでの調べでバスは新名神高速道路に分岐する左側の車線を走っていて、渋滞で止まっていた車の列に突っ込んだということです。

運営会社によりますと、観光バスには中国からの観光客32人が乗っていて、事故当時は宿泊先の愛知県内のホテルに向かっていたということです。

警察はバスを運転していた大阪・八尾市の鈴木 武 容疑者(52)をその場で逮捕し今後、過失運転致死傷の疑いで調べることにしています。

逮捕の運転手 平成11年から大型観光バス

事故を起こしたバスの運営会社は午後10時ごろ、逮捕された運転手が所属する大阪・八尾市の営業所で報道各社の取材に応じました。

会社の弁護士によりますと、事故を起こしたバスは24日から4泊5日で関東方面に向かう予定で、大阪のホテルで外国人旅行客およそ30人を乗せて出発したあと、奈良と京都の観光地を回り、宿泊先となる愛知県蒲郡市に向かう途中だったということです。

運転していた鈴木武容疑者は、平成8年に大型二種免許を取得して、平成11年から大型観光バスの運転を始め、この会社には去年3月に採用されたということです。

鈴木運転手の健康状態や勤務の状況などは、責任者が警察などの対応にあたっているため現時点ではわからないとしています。

弁護士は「事故が起こったということは重大なことで、できる範囲で対応したい。細かな事実関係を把握したうえで、改めて対応したい」と話していました。