児童虐待防止策を強化 全会一致で法案可決 衆院厚労委

児童虐待防止策を強化 全会一致で法案可決 衆院厚労委
児童虐待の防止策を強化する法案は、24日の衆議院厚生労働委員会で、野党側の対案の一部を取り入れ、虐待をした親への専門家による指導に努めるとした規定を加えるなどの修正が行われたうえで、全会一致で可決されました。
親による体罰の禁止を盛り込んだ児童虐待の防止策を強化する法案は、野党側が提出した対案と合わせ、24日の衆議院厚生労働委員会で安倍総理大臣も出席して質疑が行われました。

この中で、安倍総理大臣は「何よりも子どもの命を守ることを最優先にあらゆる手段を尽くし、児童虐待の根絶に向けて総力を挙げていく」と述べました。

また安倍総理大臣は、児童相談所を人口20万人以上の中核市や東京23区に設置することについて、「設置に向けた支援を抜本的に拡充し、設置促進に取り組んでいきたい」と述べました。

そして採決が行われ、野党側の対案に盛り込まれている、虐待をした親に対し専門家による指導に努めること、自治体の人口や虐待の相談件数などを踏まえて児童福祉司を増員すること、虐待が疑われる親や子どもへの指導や支援が行われるよう、転居先の児童相談所と情報を共有すること、という規定を加えるなどの修正が行われたうえで、全会一致で可決されました。

法案は来週にも、衆議院本会議で可決されて参議院に送られる予定で、今の国会で成立することが確実となっています。