寛容な社会の実現を 国連本部でアジアの僧侶たち訴え

寛容な社会の実現を 国連本部でアジアの僧侶たち訴え
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国連本部で仏教に関するイベントが開かれ、日本を含むアジア諸国から大勢の僧侶が出席して、スリランカで起きたようなテロ事件を二度と起こさないために、宗教や文化の違いを認める寛容な社会の実現を訴えました。
ニューヨークの国連本部では17日、仏教を開いた釈迦の生誕を記念する国際デーの式典が本会議場で開かれ、日本を含むアジア諸国から数百人の僧侶や国連大使が出席しました。

式典では、けさなどを身にまとった各国の僧侶が、次々に登壇してお経を読み上げたり、英語などで仏教の教えについてスピーチしたりし、ふだんは各国が自国の主張を展開する議場が厳かな雰囲気になりました。

続いて、東南アジアを中心に10か国以上の国連大使が発言しました。
登壇者の多くが先月、スリランカのキリスト教の教会などで起きた連続自爆テロに言及し、宗教や文化の違いを認める寛容で、暴力に訴えない社会の実現を呼びかけました。

このうち、日本の川村泰久次席大使は、日本には4月8日に釈迦の誕生を祝う「花祭り」があると紹介したうえで、「日本は異なる文化間の対話を推進する国連の活動に積極的に参加している」と述べ、国連が主導する、ヘイトクライムを防ぐための国際的な取り組みを支援する姿勢を強調しました。