世界トライアスロンS横浜大会 東京パラ目指す谷 3連覇逃す

世界トライアスロンS横浜大会 東京パラ目指す谷 3連覇逃す
トライアスロンの世界シリーズが横浜市で開かれ、女子運動機能障害のクラスで東京パラリンピックの出場を目指す谷真海選手が、今シーズン最初の公式戦に臨みました。
大会はトライアスロンとパラトライアスロンで世界最高峰の世界シリーズで、横浜市の山下公園周辺のコースを舞台に行われています。

このうちパラトライアスロンは、オリンピックの距離の半分となる750メートルを泳ぐスイム、20キロを自転車で走るバイク、5キロを走るランで争い、東京オリンピック・パラリンピックの招致のプレゼンテーションを行った、女子運動機能障害のクラスの谷選手が、今シーズン最初の公式戦に臨みました。

谷選手は、去年行われたルール改正で、東京大会では自分より障害の軽いクラスの選手と競うことになり、対策として自転車用とランニング用に分けていた2つの義足を1つにして、付け替えにかかる時間の短縮を図ろうとしています。

レースでは、義足の付け替えを含めたトランジションと呼ばれる種目と種目のつなぎの部分だけで去年より26秒タイムを縮め、手応えはつかんだ一方、バイクはランニング用の義足で思うようにこぐことができず、1時間18分43秒で2位となり、3連覇を逃しました。

今大会に出場した選手の成績を東京パラリンピックのクラス分けに当てはめると、谷選手は6位に相当する結果になります。

東京パラリンピックへの出場権は、来月の世界大会からの獲得ポイントで上位の選手に与えられるため、谷選手は、自分より障害の軽いクラスの選手も合わせたポイントでの上位獲得を目指して、今シーズンに臨むことになります。

また男子運動機能障害のクラスでは、宇田秀生選手が3位に入り、女子車いすのクラスでは、夏冬合わせて7大会パラリンピックに出場している土田和歌子選手が4位に入りました。

谷「完全に力負け」

厳しいレースとなった谷真海選手は「ことしに入ってから練習の量も質も上げることができ手応えを持って来たが、試合では思うようにいかないな、というのが正直なところ。完全に力負けしてしまった。バイクが弱く、練習の比重を変えなければいけないと感じている。東京パラリンピックの出場権が決まるまでまだ1年あるので、しっかり反省してチームで練習を積み上げていきたい」と話しています。