J1浦和対湘南 ゴール認められず抗議 試合中断

J1浦和対湘南 ゴール認められず抗議 試合中断
サッカーJ1の浦和レッズと湘南ベルマーレの試合で、ベルマーレの選手のシュートがゴールラインを割ったものの得点が認められず、監督や選手の抗議でおよそ6分間にわたって試合が中断する事態が起きました。
試合は、17日埼玉スタジアムで午後7時半から行われ、前半31分に2点を追うベルマーレの杉岡大暉選手の打ったシュートは右のポストに当たったあとゴールラインを割って反対側のサイドネットを揺らしました。

レッズのゴールキーパーの西川周作選手も悔しそうに拾ったボールをセンターサークル方向に投げましたが、主審は得点を認めませんでした。

この判定について、ベルマーレの曹貴裁監督や選手たちが審判に抗議し、試合は、およそ6分間にわたって中断しました。判定は変わらず、試合は再開されましたが、ベルマーレは後半に3点を奪って問題の判定をはねかえして3対2で逆転勝ちしました。

きわどいゴール判定をめぐっては、ワールドカップでは、2014年のブラジル大会からさまざまな角度からとらえた画像をもとにゴールラインを越えたかどうかを解析して速やかに主審に情報を送るシステムが導入されていますが、Jリーグは審判の判断に委ねられていて、今回の問題はこうした議論を加速させていくきっかけになる可能性があります。

選手たちがツイッターで反応

ベルマーレのゴールを認めなかった今回の判定については選手たちもツイッターで反応しています。

ベルマーレのミッドフィルダーの梅崎司選手は「明らかに入っていた。僕らは人生をかけて戦っている。奇跡的に勝利できたけど、ゴールが認められなかったあとのカウンターで3点目をくらっていたらどうなっていたんだろう。今後のサッカー界のためにも改善してほしい。レフェリーを責めすぎないでほしい。リーグとしてVARによるビデオ判定も含め基準を定めていってほしい」とコメントしました。

日本代表としてワールドカップロシア大会に出場したフランス1部リーグ、トゥールーズのディフェンダーの昌子源選手は「あの瞬間、両チームとスタジアムの反応で入ったと察知できなかったのかな。僕自身、誤審で助かった事もあれば誤審で悔しい思いをした事もあります。判定に左右されず諦めないで戦い、勝利した湘南ベルマーレのチーム、サポーターの皆さんがすばらしい」とコメントしました。

このほか、ガンバ大阪のフォワード、渡邉千真選手は「これでノーゴールの判定はありえない」、アルビレックス新潟のフォワードで元日本代表の矢野貴章選手は「タイミング的に主審が見えなかったとしても副審は見ていてほしい場面」とコメントしました。