オーストラリア議会選挙 18日投票 6年ぶりの政権交代が焦点

オーストラリア議会選挙 18日投票 6年ぶりの政権交代が焦点
オーストラリアで18日、議会選挙が行われます。最新の世論調査では最大野党・労働党が与党・保守連合の支持率を上回っていて、6年ぶりに政権交代が行われるかどうかが焦点となっています。
オーストラリアの議会下院の選挙は、モリソン首相が率いる与党・保守連合と、政権奪還を目指す最大野党・労働党の争いとなっています。

選挙戦でモリソン首相は、経済成長や雇用情勢の改善など実績を強調するとともに、公約には幅広い層を対象にした減税策などを掲げて力強い経済を実現させると訴えてきました。

これに対して労働党のショーテン党首は、低所得者層を中心とした減税と富裕層や大企業の税金逃れに対する規制強化、それに国民の関心が高い環境対策などを掲げて支持を訴えてきました。

保守連合は与党内の争いで政策をまとめられず首相が交代するなど、政権運営にも支障をきたしていることから支持率が低迷しています。

最新の世論調査によりますと、支持率は保守連合が49%なのに対して労働党が51%とわずかに野党側が上回っていて、6年ぶりに政権交代が行われるかどうかが焦点となっています。

オーストラリアの議会選挙は早いところで日本時間の18日午前7時から投票が始まって即日開票され、18日夜中にも大勢が判明する見通しです。

高い投票率

オーストラリアでは、連邦議会の選挙の投票が義務化されていて、正当な理由なく投票しなかった場合、20オーストラリアドル(日本円にしておよそ1500円)の罰金が科せられます。

この制度は、投票率の低下などを背景に1924年に導入され、以降、投票率は90%を下回ったことがありません。

投票所の周辺では、大勢の有権者が集まることから、慈善団体などが資金集めのためにソーセージのサンドイッチを売るようになり、今では「民主ソーセージ」と呼ばれて人気を集め、投票に訪れる有権者の楽しみとなっています。