手で触れずに包丁と箸だけでさばく「庖丁式」千葉 南房総

手で触れずに包丁と箸だけでさばく「庖丁式」千葉 南房総
料理の神様をまつる千葉県南房総市の神社で、手で触れることなく、包丁と箸だけで供え物の食材を切り分ける伝統の「庖丁式」が行われました。
「庖丁式」は平安時代から伝わるとされる儀式で、料理の神様をまつる南房総市の高家神社で行われています。

17日は、地元で民宿を経営している堀江柏一さん(51)が「えぼし」と「ひたたれ」を身に着けておよそ1.5キロのコイをさばきました。

堀江さんは、厳かな雰囲気の中、手でコイに触れることなく「式庖丁」と「真魚箸」を使って神事を進め、およそ150人の参拝者などが熱心に見入っていました。

鴨川市から訪れた女性は「神聖な儀式の様子が印象に残りました。これからも日本の心を大切にしたいと感じました」と話していました。

東京 青梅市から訪れた男性は「動作のひとつひとつに意味があるという説明を聞き、感銘を受けました」と話していました。

「庖丁式」に臨んだ堀江さんは「新しい元号になって初めての儀式なので、緊張しながら取り組みました。出来栄えはまだまだなので、勉強していきたい」と笑顔を見せていました。