抗がん剤使用の患者3人死亡 厚労省が注意呼びかけ

抗がん剤使用の患者3人死亡 厚労省が注意呼びかけ
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乳がんの治療薬「アベマシクリブ」を使用したあと間質性肺疾患で死亡した患者が3人相次いで報告され、厚生労働省は注意を呼びかけています。
この薬は神戸市に本社がある「日本イーライリリー」が去年11月から製造販売している抗がん剤、「アベマシクリブ」、商品名「ベージニオ錠」です。

厚生労働省によりますと、販売開始から今月までのおよそ半年の間に、使用したあと重い間質性肺疾患になった患者が14人報告され、このうち3人が死亡したということです。

この治療薬は手術ができなかったり、再発したりした一部の乳がん患者に処方され、これまでにおよそ2000人が使用しているとみられています。

厚生労働省は患者に対して、使用したあとに呼吸困難や発熱など間質性肺疾患の初期症状がでたら医師や薬剤師に相談するよう注意を呼びかけています。

この薬を製造販売する「日本イーライリリー」は「迅速に情報提供を行っていきたい」としていて、患者向けに電話の相談窓口を設けています。

番号は0120-526-062で、週末も含め午前9時から午後9時まで受け付けています。