東西に分裂のリビア 戦況こう着 双方が外交活発化

東西に分裂のリビア 戦況こう着 双方が外交活発化
国が東西に分裂して戦闘が続く北アフリカのリビアでは、これまでに市民を含む450人以上が死亡していて、戦況がこう着するなか、東西の勢力とも国際社会の支持を取り付けようと各国への働きかけを活発化させています。
リビアでは8年前に民主化運動「アラブの春」でカダフィ政権が崩壊したあと、国が分裂した状態が続いていて、先月初めから東部の軍事組織が西部の暫定政府のある首都トリポリを攻略しようと軍事作戦を始めました。

双方の戦闘はトリポリ郊外でこう着していて、WHO=世界保健機関によりますと、これまでに市民を含む454人が死亡、2154人がけがをしたということです。

こうした中、東部の勢力を率いる軍人のハフタル氏が16日、旧宗主国のイタリアを訪れて、停戦を呼びかけるコンテ首相と会談し、今回の軍事作戦への理解を求めたとみられます。
ハフタル氏は来週、フランスのマクロン大統領とも会談する予定です。

これに対し、西部の暫定政府のシラージュ首相は先週、コンテ首相とマクロン大統領、さらにイギリスのメイ首相とドイツのメルケル首相の合わせて4人と会談していて、双方とも国際社会の支持を取り付けようと各国への働きかけを活発化させています。