ゴミ問題が外交問題に発展 比がカナダ駐在の大使など召還

ゴミ問題が外交問題に発展 比がカナダ駐在の大使など召還
ゴミ問題がフィリピンとカナダの外交問題に発展しています。数年前にカナダからフィリピンに輸出された大量のゴミが放置されたままになっていて、フィリピン政府はゴミの引き取りに応じていないと反発し、カナダに駐在する大使などを召還しました。
この問題は2013年から14年にかけて、カナダからフィリピンにコンテナで輸出された大量のゴミが、ルソン島の港で長年にわたって放置され、フィリピン政府がカナダに引き取りを求めているものです。

ゴミは当時、カナダの業者からフィリピンの業者にリサイクルが可能なゴミとして、およそ2500トンが輸出されましたが、実際には使用済みのおむつなどリサイクルできないゴミで、カナダ政府は業者に代わって引き取ることには消極的な姿勢を示していました。

これに対し、フィリピンのドゥテルテ大統領は先月、「ゴミを引き取らないなら戦争も辞さない」と怒りをあらわにし、フィリピン外務省は今月15日の期限までにゴミを引き取らなかったとして、16日にカナダに駐在する大使や領事などを召還したことを明らかにしました。

カナダ政府はゴミの引き取りについて「最善を尽くしたい」としていますが、フィリピン外務省はすべてのゴミがカナダに到着するまで大使などを召還するとしていて、ゴミ問題が両国の外交問題に発展しています。