わずか1センチの仏像 鎌倉時代では最小 横浜で公開

わずか1センチの仏像 鎌倉時代では最小 横浜で公開
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鎌倉時代のものとしては最も小さい1センチ前後の仏像など、貴重な仏像が17日から横浜市の博物館で公開されています。
公開されたのは茨城県那珂市の常福寺で保管されていた鎌倉時代の4体の仏像で、このうち3体からなる「厨子入阿弥陀三尊像」は、大きさ1.5センチの阿弥陀如来像の両脇に、8ミリほどの菩薩像が並んでいます。

調査にあたった横浜市の博物館「神奈川県立金沢文庫」によりますと、国内で見つかった鎌倉時代の仏像としては最も小さいということです。

また、「聖観音菩薩立像」は仏像の内部に書かれていた文言から、1297年に東京・浅草の浅草寺の本堂の柱を材料に作られたとみられるということです。

これらの仏像は17日から7月15日まで、金沢文庫で一般公開され、訪れた40代の女性は「小さい仏像を精巧に作り上げた昔の技術に驚きました」と話していました。

金沢文庫の学芸員 瀬谷貴之さんは「鎌倉時代の仏像史において、技術的にも歴史背景を考えるうえでも重要な発見だ」と話しています。