イタリア内相 政府の飛行機を選挙活動に不正利用の疑い

イタリア内相 政府の飛行機を選挙活動に不正利用の疑い
今月行われるEU=ヨーロッパ連合の議会選挙で、EUに懐疑的な勢力をけん引するイタリアのサルビーニ内相に対し、政府の飛行機を選挙活動に不正に利用した疑いがあるとして、当局が調査を始めたことが明らかになり、波紋を呼んでいます。
イタリアのメディアは16日、サルビーニ内相が、今月23日から始まるEUの加盟国で作るヨーロッパ議会選挙の集会などに参加するため、政府の飛行機を不正に利用した疑いがあるとして当局が調査に乗り出したと伝えました。

同じ日には、サルビーニ内相が党首を務める右派政党「同盟」に所属するイタリア北部レニャーノ市の市長が汚職の疑いで逮捕されたことも明らかになりました。

一連の報道を受けて、サルビーニ内相はみずからへの疑惑を否定するとともにツイッターに「マフィアや移民を不法に入国させるビジネスとの闘いが強力な敵を招くことはわかっていた」などと投稿し、政治的な意図のある攻撃だと強く反発しました。

強硬な反移民政策で知られるサルビーニ内相は、ヨーロッパ議会選挙で支持を拡大しているEUに懐疑的な勢力をけん引しているだけに、今回の報道は波紋を呼んでいて、今後の選挙戦に影響を与えることも予想されます。