サハラ砂漠の南 サヘル地域でまた襲撃 兵士28人死亡

サハラ砂漠の南 サヘル地域でまた襲撃 兵士28人死亡
イスラム過激派組織の犯行とみられる襲撃事件が相次いでいる西アフリカで、また襲撃があり、パトロール中の軍の兵士28人が死亡しました。
アフリカのサハラ砂漠の南側に広がるサヘル地域では、国際テロ組織アルカイダや過激派組織IS=イスラミックステートなどとつながりのある武装グループが活動を活発化させています。

この一角にある西アフリカのニジェールで14日、西部のティラベリ州の国境付近をパトロールしていた軍の部隊が武装グループに襲撃されました。激しい銃撃戦のすえ、ニジェール軍によりますと、兵士28人が死亡したということです。

これについて、ISとつながりのあるメディアは16日、「ISの戦士がニジェール軍の部隊を待ち伏せて攻撃した」と伝えました。

ニジェールの隣国、ブルキナファソでも今週、キリスト教の教会が襲撃されて神父を含む6人が死亡したほか、宗教行事のパレードが襲撃されキリスト教徒4人が死亡するなど、イスラム過激派組織の犯行とみられる事件が相次いでいます。

サヘル地域では4月だけでテロなどの事件が150件余り起きて300人以上が死亡し、国連は、治安がかつてなく悪化していると指摘して、強い危機感を示しています。