米トランプ政権「すべての選択肢を用意」 イランをけん制

米トランプ政権「すべての選択肢を用意」 イランをけん制
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イラン情勢が緊迫する中、アメリカのトランプ政権は「考え得るかぎりすべての選択肢を用意している」として、軍事的な選択肢も排除しない姿勢を示し、イランをけん制しました。
トランプ政権は「イランがアメリカの軍や国益に対して攻撃を準備している兆候がある」として、中東に原子力空母などを派遣したほか、イランの隣国イラクに駐在する大使館などの一部の職員に国外に退避するよう指示を出すなど、イランをめぐる情勢が緊迫しています。

こうした中、ホワイトハウスのサンダース報道官は16日、記者団に対し、「アメリカが最大限の圧力で臨むという方針は変わらない。イラン側が行動に出れば、彼らにとっては好ましくない対抗措置をとることになる」と述べました。

そのうえで、サンダース氏は「考え得るかぎりすべての選択肢を用意している。大統領はあらゆる情報に基づいて、アメリカ国民の安全のために最善の方法を決断することになるだろう」と述べ、軍事的な選択肢も排除しない姿勢を示し、イランをけん制しました。

イランのザリーフ外相は急きょ、日本を訪問したのに続き、17日に中国を訪れて王毅外相らと会談する予定で、積極的な外交攻勢をかけています。

こうした中、トランプ政権としては、イランへの圧力を緩めない姿勢を改めて示した形で、今後の出方に注目が集まっています。