香港 民主選挙求め「雨傘運動」 2審も元幹部に実刑判決

香港 民主選挙求め「雨傘運動」 2審も元幹部に実刑判決
5年前、香港で民主的な選挙を求める抗議活動「雨傘運動」を主導し、裁判所の禁止命令に反して道路を占拠したとして、法廷を侮辱した罪に問われた学生団体の元幹部に対し、香港の裁判所は、禁錮2か月の実刑判決を言い渡しました。
5年前、香港政府トップの行政長官選挙で、民主的な選挙を求めて「雨傘運動」と呼ばれる大規模な抗議活動を主導した当時の学生団体の幹部、黄之鋒被告(22)は、裁判所の禁止命令に従わず道路を占拠したとして、法廷を侮辱した罪に問われ、去年1月、1審で禁錮3か月の判決を受け、控訴していました。

2審の裁判所は16日、黄被告に対し「裁判所を軽視したことは重大な犯罪だが、被告の年齢を考慮した」として、1審判決から1か月減刑し、禁錮2か月の実刑判決を言い渡しました。

黄被告は、雨傘運動の際に違法な集会に参加した罪にも問われ、去年、社会奉仕を命じる判決が確定しています。

雨傘運動をめぐっては、先月、運動を主導した大学の准教授らにも実刑判決が言い渡されていて、裁判所周辺には多くの支援者が集まり、「雨傘運動をあきらめない」などと声を上げていました。