東京五輪建設現場で過酷な連続勤務 国際労組が改善要求

東京五輪建設現場で過酷な連続勤務 国際労組が改善要求
東京オリンピック・パラリンピックの建設現場をめぐり、選手村や新国立競技場で過酷な連続勤務があったなどとして、労働組合の国際組織が大会組織委員会などに改善を求めました。
スイスに本部を置く労働組合の国際組織「国際建設林業労働組合連盟」は去年からことしにかけて、東京大会の建設現場の労働環境について調査し、16日までに組織委員会やJSC=日本スポーツ振興センターに労働環境の改善を求める報告書を送りました。

報告書では、東京大会の建設現場のうち選手村と新国立競技場について、現場の作業員に聞き取りをするなどして調べたところ、1か月に28日連続で勤務した例や、照明が暗かったり、コンクリートの資材がつるされている下で作業したりと、安全が確保されていない状況で作業していることなどが指摘されています。

そのうえで、報告書は組織委員会や東京都、それにJSCに対し、東京大会に関係するすべての建設現場での労働時間の見直しや現場への合同査察などを求めています。

これに対して、組織委員会とJSCは「報告書の内容を確認したうえで対応を検討したい」としています。