データチェック行う専門職員配置を 統計不正問題の検証部会

データチェック行う専門職員配置を 統計不正問題の検証部会
厚生労働省の統計不正問題を受けて、総務省の統計委員会に設置された点検検証部会は再発防止策の素案を示し、各省庁に統計を担当する職員とは別に、公表前にデータのチェックなどを行う専門の職員を配置することを求めています。
厚生労働省の統計不正問題を受けて、総務省の統計委員会にことし2月に設置された点検検証部会は、政府のすべての統計を対象に点検を行うとともに、再発防止策の検討を行っています。

16日の会合で再発防止策の素案が示され、統計調査の正確性を確保するため、各省庁に統計を担当する職員とは別に、「分析審査担当官」と呼ばれる専門の職員を配置し、公表前にデータのチェックや分析などを行うことを求めています。

さらに、統計を作成するプロセスを透明化することや統計を担当する職員への研修を充実させること、人為的なミスを減らすためオンライン調査を積極的に導入することなどを求めています。

部会はさらに検討を重ね、ことし夏に正式な再発防止策をまとめることにしています。
また、部会では232ある一般統計の点検結果も公表され、154の統計で手続き上のミスなど問題があったということです。

このうち、厚生労働省の「最低賃金に関する実態調査」など16統計で、数値の誤りが見つかりましたが、部会は、いずれも統計を利用するうえで重大な影響はないとしています。