公園に突っ込んだ車 事故の衝撃でタイヤ3本パンク 千葉 市原

公園に突っ込んだ車 事故の衝撃でタイヤ3本パンク 千葉 市原
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千葉県市原市で15日、保育園児らが遊んでいた公園の砂場に乗用車が突っ込み保育士が大けがをした事故で、乗用車は強い衝撃でタイヤ3本がパンクしていたことが警察への取材で分かりました。警察は、急発進した車が速度を出して歩道の縁石を乗り越え、公園に突っ込んだとみて、さらに調べています。
千葉県市原市で15日、コインパーキングから出た乗用車が、道路を渡って公園の砂場に突っ込み、遊んでいた保育園児をかばおうとした30代の保育士の女性が車と接触して右足の骨を折る大けがをしました。

その後の調べで、乗用車は、事故の強い衝撃で前輪2本と右側の後輪の合わせて3本のタイヤがパンクしていたことが警察への取材で分かりました。

当時、乗用車は高さ20センチほどの歩道の縁石を乗り越えたあと、公園の周りに張られていたチェーンの支柱と砂場のフェンスをなぎ倒してようやく止まったということです。

警察は、何らかの原因で急発進したあと、速度を出して公園に突っ込んだとみて、周辺の防犯カメラの映像を分析するなど事故の状況をさらに調べています。

この事故で、乗用車を運転していた市原市の65歳男性が過失運転傷害の疑いで逮捕されていましたが、16日釈放され、検察は今後、任意で捜査を続けることにしています。

市原市“公園の安全点検を進めたい”

この事故で、乗用車が突っ込んだ公園の砂場は、車道の近くに設置されていたことから、地元の市原市は、市内にある369か所の公園について遊具などの位置が適切かどうか、安全点検を進めたいとしています。

市原市によりますと、事故が起きた梨ノ木公園の近くには、チェーンが張られた支柱やフェンスがありましたが、車はこれらをなぎ倒して砂場まで突っ込みました。

子どもたちが遊んでいた砂場は、車道から段差のついた歩道を挟んで5メートルほどしかない公園の端の部分にありました。

市は梨ノ木公園を含め、市内にある369か所の公園について砂場や遊具などの位置に危険性がないか、安全点検を進めたいとしています。

市原市公園緑地課は「公園の中でも、特に子どもなどが集まる場所については、安全を確保することが必要で対策を検討していきたい」と話しています。

千葉県知事“安全対策の強化を検討”

千葉県の森田知事は定例の記者会見で「園児をかばおうとした保育士の方には申し訳ないと思うとともに、ありがたいという気持ちも持っている。このような事故は二度と起こしてはならない。現場にフェンスはあったようだが、より強固なポールを立てるとかガードレールを強化することも含めて考えたい」と述べ、事故現場の公園を管理する市原市と連携して安全対策の強化を検討する考えを示しました。