政府 特定秘密に35件を指定 去年1年間

政府 特定秘密に35件を指定 去年1年間
政府は、有識者から意見を聞く「情報保全諮問会議」を開き、去年1年間に、新たに35件の情報を特定秘密に指定したことなどを報告しました。

政府は来月にも、有識者の意見も盛り込んだ報告案を閣議決定し、安倍総理大臣が国会に報告することにしています。
特定秘密保護法では、年に1回、総理大臣が国会に運用状況を報告することになっていて、これを前に、政府は16日、総理大臣官邸で、有識者から意見を聞く「情報保全諮問会議」を開きました。

安倍総理大臣は「国会報告は、法の運用状況を継続的に分かりやすい形で国民に公表し、秘密の取り扱いの客観性と透明性を向上させる上で極めて重要だ。さまざまな意見を聞きながら適正な運用を徹底していく」と述べました。

そして会議では、去年1年間に新たに35件の情報を特定秘密に指定する一方、防衛装備庁の1件の情報は、保護する必要がなくなったとして指定を解除したことが報告されました。

5年前の制度開始以降、新たな指定は減少傾向にありますが、特定秘密は、これで合わせて551件になり、内訳は防衛省が319件、内閣官房が81件、警察庁と外務省がそれぞれ38件などとなっています。

政府は来月にも、有識者の意見も盛り込んだ報告案を閣議決定し、安倍総理大臣が国会に報告することにしています。