粉飾決算か 建築関連の上場企業を捜索 横浜

粉飾決算か 建築関連の上場企業を捜索 横浜
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東証1部上場で、横浜市に本社を置く建築関連の企業グループの持ち株会社が決算を粉飾した疑いがあるとして、横浜地検特別刑事部と証券取引等監視委員会は、金融商品取引法違反の疑いで会社などの捜索を始め、強制捜査に乗り出しました。
捜索を受けたのは横浜市鶴見区にある「すてきナイスグループ」などで、16日午前10時ごろ、検察の係官らが捜索に入りました。

関係者によりますと、この会社は4年前、傘下の子会社の業績を改ざんして連結決算を粉飾し有価証券報告書にうその記載をしたとして、金融商品取引法違反の疑いが持たれています。

業績の悪化について経営陣の責任が問われるのを免れるためだったと見られるということです。

ホームページなどによりますと「すてきナイスグループ」は建設資材の販売や不動産取り引きなどを中心とする企業グループの持ち株会社で、東証1部に上場し、傘下の会社は全国各地や海外で合わせて92に上ります。

横浜地検特別刑事部などは、16日の捜索で資金の流れに関連する資料を押収するとともに、今後、関係者から事情を聴くなどして実態解明を進めるものとみられます。

本社などが捜索を受けていることについて「すてきナイスグループ」は「担当者が不在で事実関係を確認中です」とコメントしています。

すてきナイスグループ「捜査へ誠実に協力」

「すてきナイスグループ」は、「お客様および株主の皆様をはじめ、関係者の方々には多大なるご迷惑とご心配をおかけしていることを深くおわび申し上げます。引き続き捜査へ誠実に協力し、内部管理体制の一層の強化などコンプライアンス重視の経営体制の構築に向けて全力で取り組みます」とコメントしています。