新大関 貴景勝がきょうから休場 右足を痛めた影響で

新大関 貴景勝がきょうから休場 右足を痛めた影響で
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大相撲の新大関 貴景勝が右ひざのけがで夏場所5日目の16日から休場することになりました。
大相撲夏場所に新大関として臨んでいた貴景勝は、15日の4日目、ここまで5連敗中だった苦手の小結 御嶽海を破って3勝1敗としましたが、この取組で右ひざ付近を痛めていました。

貴景勝は、16日、都内の病院で診察を受けた結果、右ひざの内側のじん帯損傷で3週間の治療が必要と診断され、夏場所5日目の16日から休場することになりました。

貴景勝の休場は、去年の春場所以来、2回目です。

師匠の千賀ノ浦親方は、「貴景勝は、きょうから休場します。本人が言うくらいだから痛みは相当あると思います。出場は無理ですね。このまま相撲人生を終わらせるわけにはいかないので、休場するしかないです。本人がいちばん残念に思っています。次の場所に向けて時間をかけて治していきたいと思います」と話しました。

そのうえで、夏場所に再出場するかどうかについては、「難しいかなと思っていますが今の時点では、何とも言えません。これからの相撲人生が長いので無理させないようにしたい」と話していました。

16日、対戦する予定だった平幕の玉鷲は不戦勝となります。

貴景勝は、令和最初の本場所で最も注目を集めていましたが、新大関の場所で、いきなり試練を迎えることになりました。

千賀ノ浦親方「投げにいった時にけが」

貴景勝の師匠の千賀ノ浦親方は「本人と電話で話した。やっぱり痛いと言っている。貴景勝は、自分から痛いというタイプの男ではないので相当、痛いのだろう。無理に出場して相撲人生を終わらせるわけにはいかない。本人がいちばん悔しいと思う」と話しました。

15日の取組でけがをした瞬間については、「投げにいった時だと本人が言っていた。押して突き放すのが貴景勝の相撲なので、慣れた相撲ではなかった」と説明しました。

また、今場所の再出場の可能性について聞かれると「再出場は難しいと思うがまだちょっと本人と話さないとわからない。焦らず治してほしいと思う」と話していました。

新大関の休場は11例目

貴景勝が夏場所5日目の16日から休場したことで、新大関の休場は、昭和以降では11例目となりました。

夏場所の幕内力士の休場は、横綱 白鵬に続いて新大関の貴景勝が2人目となりました。

新大関の場所での休場は、昭和以降では、武双山や千代大海など合わせて11例目となります。

直近では、去年の名古屋場所で新大関だった栃ノ心が途中休場しました。

栃ノ心は、角番となった次の秋場所で9勝をあげて踏みとどまったものの、再び角番で迎えたことしの春場所で負け越して関脇に陥落しました。

今場所は、10勝以上をあげての大関復帰を目指しています。