欧州議会選前に6会派代表がTV討論 難民問題など議論

欧州議会選前に6会派代表がTV討論 難民問題など議論
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EU=ヨーロッパ連合の加盟国で作るヨーロッパ議会選挙が来週23日に始まるのを前に、議会の会派の代表によるテレビ討論が行われ、EUの分断の原因ともなっている難民や移民の問題などについて議論が交わされました。
ヨーロッパ議会はEUの法案などを採決するEUの主要機関の一つで、5年に1度の選挙が来週23日から26日まで加盟国ごとに投票が行われます。

これを前に15日、議会の6つの会派の代表がテレビ討論を行い、EUの課題について議論を交わしました。

このうちEUの分断の原因ともなった難民や移民の問題について、中道左派の代表は「多くの人がヨーロッパに渡ろうとして地中海で命を落としている。追い返すやり方は受け入れられない」と述べ、人道的な観点から受け入れは必要だとの考えを示しました。

これに対し、右派政党などでつくる会派の代表は「今のEUと同じ過ちを犯してはいけない」と述べ、難民や移民の受け入れ厳格化を主張しました。

今回の選挙では、難民や移民の問題に対する市民の懸念を背景に、国境管理の強化などを訴えるEUに懐疑的な勢力が支持を広げる見通しで、こうした勢力が結集し、EUの今後の在り方にも影響を与える3分の1を超える議席を獲得できるかが注目されています。