中国外務省「関税合戦の悪例作った」 米を批判

中国外務省「関税合戦の悪例作った」 米を批判
アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなっていることについて、中国外務省は「誰が関税合戦という悪例を作り自由貿易のルールを壊しているのか、国際社会は知っている」とアメリカを改めて批判し、対決姿勢を強めています。
アメリカと中国は先週の閣僚級の貿易交渉で折り合いがつかず、トランプ政権は、中国からのほぼすべての輸入品の関税を引き上げる手続きに入っています。

これを受けて中国外務省の耿爽報道官は、15日の記者会見で「アメリカは独断専行で貿易戦争をしかけ、中国が誠意をもって交渉しても双方の共通認識に反して追加関税を仕掛けた」と述べました。

そして「誰が関税合戦という悪例を作って自由貿易のルールを壊し、世界経済の成長を妨げるリスクを生じさせているのか国際社会は知っている」と述べ、アメリカの対応を改めて批判しました。

そのうえで「アメリカは現状を正しく認識し、正常な軌道に戻って歩み寄ることを期待する」と主張しました。

中国では閣僚級の貿易交渉が不調に終わったあと、国営メディアなどが連日にわたってアメリカを批判する報道を続けていて、圧力を強めるアメリカへの対決姿勢を強めています。