レナウン 社長交代へ 業績低迷で10年ぶりに

レナウン 社長交代へ 業績低迷で10年ぶりに
ファストファッションなどとの競争の激化で、業績が低迷しているアパレル大手の「レナウン」は、業績の回復に向けて、10年ぶりに経営トップが交代することになりました。
発表によりますと、レナウンは、平成21年から経営トップを務めてきた北畑稔社長が今月23日付けで代表権のない会長になり、後任の社長に神保佳幸上席執行役員が就任する人事を決めました。

レナウンは「ダーバン」や「アクアスキュータム」といった主力のブランドで冬物のコートなどが振るわず、売り上げが落ち込んだことなどから、ことし2月期の決算で、最終的な損益が39億円余りの赤字に転落しました。

ファストファッションやネット通販との競争の激化で、売り上げは6年連続で前の年を下回っていて、記者会見した北畑社長は「顧客が求める商品とわれわれが提供する商品にずれが生じてしまっていた。社長の交代で思い切ったものづくりをしていきたい」と述べました。

また社長に就任する神保氏は「変化に対応できず、負け癖がついている社内の閉塞(へいそく)した空気を何とか変えていきたい」と述べました。