RIZAPグループ 最終赤字が193億円に広がる

RIZAPグループ 最終赤字が193億円に広がる
積極的な企業買収が裏目に出て業績が悪化した「RIZAPグループ」は、ことし3月までの決算で最終的な赤字が193億円に広がりました。今年度は本業のフィットネスや美容などの分野に集中し、黒字の回復を目指すとしています。
フィットネス事業などを展開するRIZAPグループが発表したことし3月までの1年間の決算は、最終的な損益が193億円余りの赤字となりました。

最終赤字となるのは、10年ぶりです。

これまでの見通しより赤字額が大幅に広がった形ですが会社ではCDなどの販売店の閉鎖や映像・音楽ソフトの在庫評価の見直しなど、事業のリストラに伴って追加で費用を計上したためだと説明しています。

RIZAPは、積極的な企業買収で急成長しましたが、今後は本業のフィットネスや美容などの分野に集中し、今年度は最終的な利益で5億円の黒字回復を目指すとしています。

決算会見で瀬戸健社長は、「今回は『うみ』を出すという形で、再び成長軌道に戻したい。今期は100%黒字を達成します」と述べました。

構造改革担当 松本取締役「健康で健全な会社になった」

いわゆるプロ経営者で、大手菓子メーカーの「カルビー」の会長などを務めた後、去年6月から構造改革の担当としてRIZAPグループに入っている松本晃取締役は「RIZAPという会社は、成長と膨張の違いに誤解があり、やや膨張に傾いてぜいにくがついていた。瀬戸社長は、つらいこともあったと思うが、よく構造改革を実行したことで健康で健全な会社になった」と述べました。

松本氏は来月の株主総会を経て取締役を退任する予定ですが、「実の息子と同い年の瀬戸社長に対しては、厳しいことも言うがみがみおやじのような存在だった。立場は変わるが、今までと同じようにサポートしていきたい」と述べ、退任後は特別顧問として会社をサポートしていく考えを示しました。