円空が残したとされる仏像内部から発見の品を報道関係者に公開

円空が残したとされる仏像内部から発見の品を報道関係者に公開
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独特の木彫りの仏像を作った江戸時代の僧侶、円空が残したとされる岐阜県羽島市にある仏像の内部に阿弥陀如来像などが入っていたことがわかり、15日、報道関係者に公開されました。
羽島市の中観音堂にある高さ2メートル余りの「十一面観音像」はこの地で生まれたとされる円空が洪水で亡くなった母親を供養するために彫ったと伝えられています。

背中に10センチ四方の穴がありますが、木でふさがれ、「中には、なたが納められ見ると目がつぶれる」という言い伝えもあって、何が入っているか分かっていませんでした。

しかし、去年12月、観音堂を管理する地元の団体が制作年代を確認するためふたをあけたところ、5センチほどの阿弥陀如来像や母親の形見と言われる鏡、それに神仏への誓いを示す「圓空(えんくう)」と書かれた起しょう文が見つかったということです。

観音堂を管理する団体の加藤奨さんは「円空の母親を思う気持ちが伝わる品々が見つかったので多くの人に見てもらいたい」と話していました。

今回見つかった阿弥陀如来像などは来月1日と2日、羽島市の中観音堂で一般に公開されるということです。