泊原発3号機 安全対策審査再開までに1年程度かかる見通し

泊原発3号機 安全対策審査再開までに1年程度かかる見通し
再稼働の前提となる審査を行っている北海道電力の泊原子力発電所3号機について、原子力規制委員会は、敷地内の断層を改めて調査する影響で、施設の安全対策の審査の再開まで1年程度かかるという見通しを示しました。
泊原発の審査では、原子力規制委員会がことし2月、敷地内の断層の一つについて、「活断層であることは否定できない」という見解を示していて、北海道電力は追加の調査を行い、秋ごろまでに結果を説明する方針を示しています。

これについて原子力規制委員会の更田豊志委員長は、15日の定例会で、敷地内の断層が活断層かどうかで地震の際の施設への影響が大きく変わることを踏まえ、「少なくとも1年くらいは施設の審査を進めることはできないだろう」と述べ、施設の安全対策の審査の再開まで1年程度かかるという見通しを示しました。

このあと開かれた会見で更田委員長は、断層の調査について「いつごろどういう調査を進めるのか、まず北海道電力に聞かなければいけない」と述べ、来週、北海道電力の経営陣と面会し、今後の方針をただす考えを示しました。

泊原発3号機は今月、運転停止からすでに7年がたちましたが、審査がさらに長期化することが避けられなくなり、再稼働の時期は一向に見通すことができない状況です。