ハロウィーンなど駅周辺での飲酒禁止条例 渋谷区が検討へ

ハロウィーンなど駅周辺での飲酒禁止条例 渋谷区が検討へ
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去年、トラブルが相次いだ東京 渋谷でのハロウィーンをめぐり、渋谷区の長谷部健区長は、ハロウィーンなどの期間に限って渋谷駅周辺の路上での飲酒を禁止する条例の制定を目指す方針を明らかにしました。
東京 渋谷では、去年のハロウィーン直前の週末にセンター街で、軽トラックが横転させられる事件が起きたほか、路上で酒を飲んで騒ぐなどトラブルも相次ぎました。

対策の強化を議論する渋谷区の検討会が中間報告をまとめたことを受け、長谷部健区長は15日記者会見し「ハロウィーンの一連の迷惑行為をなんとかしなければならず、大きな抑止力につなげたい」と述べ、渋谷駅周辺の地域を対象にハロウィーンや年越しのカウントダウンの期間に限って路上や公園での飲酒を禁止し、迷惑行為を禁止する条例の制定を目指す方針を明らかにしました。

ただ、過料を科す罰則規定を設けるかどうかについては「行政が取り締まらなければならず、人員を配置するとなると、ばく大なコストもかかり大きな課題だ」と述べ、議会での議論も踏まえ検討する考えを示しました。

渋谷区は、6月の定例区議会に条例案を提出する方針で、地元の商店街などから実効性ある対策を求める意見が出る中、罰則規定の扱いが焦点となる見通しです。

「渋谷区はさらに突っ込んだ検討を」

対策の強化を議論するため渋谷区が設置した検討会の竹花豊座長は記者会見で、区が制定を目指す条例について「条例で過料を科すことができなかった場合でも『路上における飲酒をやめましょう』という規定を設ければ、去年のハロウィーンと異なり、路上での飲酒の自粛を要請しやすくなる。渋谷区は、今後、さらに突っ込んだ検討を進めてほしい」と述べました。