東日本大震災で被災 公民館再建で内覧会 宮城 名取

東日本大震災で被災 公民館再建で内覧会 宮城 名取
東日本大震災の時、指定避難所でありながら津波で浸水し、職員が犠牲になった宮城県名取市の閖上地区の公民館がかさ上げされた土地に再建され、内覧会が開かれました。
名取市の「閖上公民館」は災害発生時の指定避難場所だったため、多くの住民が一時避難しましたが、その後、津波が押し寄せて館内にいた職員が亡くなりました。

市はこれまで内陸にある仮設の施設で運営を続けてきましたが、このほど、かさ上げ工事を終えた土地に新築し、3日後のオープンを前に15日、住民などを対象に内覧会が開かれました。

新しい公民館は2階建てで、体育室や調理室のほか図書コーナーなどがあり、高さ8メートルの屋上が避難スペースになっています。建物の外側に階段が設けられていて、市は今後、夜間など閉館している時でも住民が避難できるようにするとともに、改めて指定避難所にする手続きを進めることにしています。

内覧した女性は「とてもきれいで、いろいろなことを楽しめそうです」と話していました。

閖上公民館の及川政宏館長は「避難訓練をどう行うかなど課題は多くあるので、住民とともに考えていきたい」と話していました。