原爆死没者名簿の風通し 広島 平和公園

原爆死没者名簿の風通し 広島 平和公園
広島市の平和公園で、原爆慰霊碑に納められている原爆の犠牲者の名簿が湿気で傷まないよう、慰霊碑から取り出し風を通す作業が行われました。
この作業は、毎年この時期に行われていて、広島市の平和公園では市の職員およそ20人が、原爆が投下された午前8時15分に黙とうをささげたあと、原爆慰霊碑に納められている名簿を取り出し、1冊ずつ白い布の上に並べていきました。

名簿は116冊あり、広島で被爆し去年8月5日までに亡くなった31万4118人の名前や、亡くなった日などが記されています。

職員は並べた名簿のページを一枚一枚、丁寧にめくって風を通しながら、傷んでいるところがないか確認していました。

広島市原爆被害対策部の間所英二調査課長は「被爆して亡くなった人たちへの慰霊の思いを込め作業を行いました。令和という時代にも被爆の実態を継承していけるよう、今後も責任を持って作業を行っていきたい」と話していました。

来月からは、新たに亡くなった人の名前を書き加える記帳が行われ、8月6日に慰霊碑に納められます。