北アルプスに小型機墜落4人死亡事故 機長を書類送検へ

北アルプスに小型機墜落4人死亡事故 機長を書類送検へ
k10011916291_201905150438_201905150439.mp4
おととし、富山県の北アルプスの山中に小型機が墜落し、4人が死亡した事故で警察は、気象条件が悪く視界を失うおそれがあったにもかかわらず飛行を決めた判断が事故につながったとして、死亡した機長を業務上過失致死などの疑いで、今週中にも書類送検する方針を固めました。
おととし6月3日、富山空港を飛び立ち、長野県の松本空港に向かっていた訓練飛行中の小型機が北アルプスの獅子岳に墜落し、乗っていた男性4人全員が死亡しました。

この事故で警察は当時、富山空港や上空の航路は気象条件が悪く航空機が失速したり雲の中で視界を失ったりするおそれがあったにもかかわらず、飛行を決めた判断が事故につながったとして、死亡した機長(当時57)を業務上過失致死と航空危険行為処罰法違反の疑いで今週中にも書類送検する方針を固めました。

この事故をめぐっては、去年8月、国の運輸安全委員会が小型機は北アルプスを越える際、雲の中を飛行していたとみられ、その要因として出発前の気象の判断が不十分だったことや、引き返しの判断の遅れが考えられるとする報告書を公表していました。