トランプ大統領 ハンガリーの反移民掲げる首相を評価

トランプ大統領 ハンガリーの反移民掲げる首相を評価
アメリカのトランプ大統領は、反移民を掲げてEU=ヨーロッパ連合と激しく対立するハンガリーのオルバン首相と会談し、「正しいことをしている尊敬すべき指導者だ」と評価しました。ヨーロッパのメディアは今月下旬のヨーロッパ議会選挙を前に、反移民を掲げる勢力を後押しする発言だなどと伝えています。
トランプ大統領は13日、ハンガリーのオルバン首相をワシントンのホワイトハウスに招いて会談を行いました。

オルバン首相は国境にフェンスを設けて難民や移民の受け入れを拒否してEUと対立していますが、トランプ大統領は「正しいことをしている尊敬すべき指導者だ」と述べ、オルバン首相を評価しました。

そのうえで、トランプ大統領は「EUがいま、深刻な問題を多く抱えているのは、オルバン首相と同じ政策をとらなかったからだ」と指摘して、EUの移民政策を批判しました。

この発言についてヨーロッパのメディアは、トランプ大統領が野党などから移民に厳しいみずからの政策への批判を受ける中で、ヨーロッパも移民政策を転換するべきだと主張したものだと伝えています。

EUでは移民に厳しい政策を掲げるなど、EUの変革を求める勢力が各国で勢いを増しています。

今月下旬にヨーロッパ議会選挙が迫る中で、トランプ大統領の今回の発言は、そうした勢力を後押しするものだと受け止められています。