武田薬品 製薬大手買収の影響で今期は大幅赤字へ

武田薬品 製薬大手買収の影響で今期は大幅赤字へ
k10011915971_201905150541_201905150547.mp4
6兆円以上を投じてアイルランドの製薬大手を買収した「武田薬品工業」は、来年3月期の決算の最終損益が3800億円余りの赤字になる見通しを明らかにしました。買収に伴う費用を計上することなどが要因です。
発表によりますと、武田薬品の来年3月期の決算は、最終損益が3830億円の赤字になる見通しです。最終赤字になれば、5年ぶりだということです。

これは、ことし1月におよそ6兆2000億円を投じてアイルランド製薬大手の「シャイアー」を買収したことに伴って、関連の費用を計上するほか、在庫の資産価値の見直しなど、会計上の処理が発生するためです。ただ、こうした影響を除けば、最終損益は4100億円余りの黒字になる計算だと説明しています。

武田薬品のクリストフ・ウェバー社長は、記者会見で、「来年3月期の最終赤字は想定どおりだ。あまり心配していない」と述べました。

会社では、中核ではない事業や資産の売却などを引き続き進めて財務体質の改善を図るとともに、早期の黒字化を目指したいとしています。